私たちは日本を離れ、韓国で大学生活を送っています。海外生活を経験できるメリットがある一方、日本の大学や日本の就活についての生の声が届きません。日本の大学では、就職に対してあまり準備をしていなかったとしても周りの雰囲気を通して、動き出せます。
しかし、我ら鮮文大学生は韓国にいるため、なかなか動き出せません。それに加え、卒業後就職せず別の道へ行く学生の比率が高いです。つまり、受け身の姿勢でいると気づいた頃には時すでに遅し、になりかねません。
就活の状況を正しく知り、鮮文にいながらも上手く就職できる方法をいくつか提示します。是非参考にしてください。
就活は自分の考えや状況に合わせてするのではなく、流れに乗ることが大切です。なぜなら、企業側はコスパ良く、優秀な人材をたくさんほしいと考えているからです。優秀な学生の方々とコンタクトをとるとき最もたくさんの学生と会えるのは学生たちが就活をしようと動き出したときです。この時期はこうするという流れが出来ているから学生たちも企業側もそれに合わせて動くことで良いマッチングが行えますし、やるべきときにやるべきことを出来ない学生(就活時期に就活をしないで卒業後に就活をする等)は何の情報もない状態ではマイナス評価です。
自分の考えや状況に合わせるのではなくて、就活の流れに合わせることでたくさんの学生が行きたいような企業に出会える可能性が上がります。
では、どのような流れで日本で就活は行われているのでしょうか。
就活のおおまかな流れ
内定獲得率
内定数
※これらの画像はマイナビとリクナビから参照しています。
では、鮮文大学はどうでしょうか。3月から1学期が始まり6月末に夏休みが始まり、9月から2学期が始まり12月末に冬休みが始まりますね。僕の主観で申し訳ないのですが、だいたいの方が夏休み等の長期休暇はアルバイトや奉仕を行っているのではと感じます。総じて海外生活はお金がかかるのでアルバイトせざるを得ない学生も多いと思います。
そんな鮮文生の就活状況は良いとは言えません。これは過去数年間の卒業生の数と就職希望者と内定率をグラフ化したものです。
※就職者は新卒既卒合わせて、就職した人の数です。 ※就活サークル調査
※2019年度は就職者ではなく内定者を数えています。
日本と比べるとかなり低いことが分かると思います。約半分の学生は卒業後も企業とのつながりがないです。これが卒業する前の内定となると3分の1まで落ちます。しかし、鮮文大学は卒業後に就職をせずべつの道に行く方が日本の大学に比べて多いのでそれを吟味するとこうなるのも仕方ないのかも知れません。しかし、就職活動のことをよく分からないまま卒業してしまった学生もいると思います。
この動画を通して就活スケジュールについて知れます。時間があれば見てみてください!
何はともあれ情報はしっかりと集めて、考え抜いて、これだけは避けましょう笑
鮮文にいながら就活をするうえで重要なことを伝えます。
就活をしてみて初めて就活に対する優先度があがるって方が多いと思います僕もその1人でした。そのため、就活の時期とそこでかかる費用を予め知って備えておくことが大事だと思います。
まずお金ですが実家で就活をする方は交通費だけあれば何とかなると思います。実家以外でする場合は差が広いですが、もし、シェアハウスで都内で生活しながら就活をするとかだと、2か月で15~20万円くらいはかかると思います。冬休みと夏休み計4か月間本気で就活に投入したい場合30~40万円を目標に貯金するか、国の教育ローンなど使って借りると良いでしょう。
そして、就活の時期ですが3月1日の情報解禁ルールが撤廃されるだとかでニュースに上がってたので今後どうなっていくのか正確には分かりませんが、大きくはずれないと思うので今までの流れで説明します。
まず3年2学期後の冬休み、12月~2月ですね。この時期からガッツリ就活は始まってます。ただし、大手などは情報解禁後(3月1日)にエントリー開始になってたりします。ですが、実際問題、説明会やインターンで学生と接点を持とうとしてるので、韓国にいる僕たちは限られた期間でしか日本に滞在できないので就活しましょう。
ここで重要になってくるのはどれだけ多くの企業に訪問(説明会、面談、面接、グループディスカッション)できたかだと思います。量をこなすことで質もあがってくるので長期休暇中は学習よりも経験重視で行動しましょう。冬休みの経験をもとに4年1学期しっかりと再準備して夏休みもう一度挑戦が良い流れだと思います。(冬休みに納得のいく内定とれたらなおGOOD)
企業によりけりですが、1つの企業にエントリーしてから内定をもらえるまで平均2~3週間かかります。鮮文大学にいる学生は就活が始まる前に必要なお金を貯めて、長期休暇が始まる前に企業との面談や説明会の予定をたてて、長期休暇はじまると同時にすぐ企業先に訪問できる状態にしておくのがベストです。何故なら2か月間という短期間に行きたい会社を見つけ、内定をもらわないといけないからです。
納得のいく企業から無事内定をもらえたら就活やめて良いと思います。お金も時間もとられるので、社会人になるにあたって、残りの大学生活をどう使うかを考えてそこに投入したほうがいいと思います。
ここでは、3年の2学期と4年の1学期どう面談、1次面接、説明会の予約をすればいいのかを伝えます。そのうえで履歴書やエントリーシートが必要になります。詳しくはES作成のページを見てください。
企業とつながる方法は大きく分けると3つあります。
1.企業の採用ページからコンタクト
2.就活サイトやエージェントを活用
3.合同説明会に参加
合同説明会の参加は鮮文生は韓国にいるためなかなか難しいです。そのため1と2でたくさんの企業と接触しながら長期休暇のスケジュールを埋めていきましょう。そのあとは企業に訪問して面談や面接等の選考を経て落ちたり内定もらったりです。
まとめると、大学1~3年の間に
1.就活のためのお金を貯める
2.説明会やインターンを通して就活に対する優先順位を上げる
3.企業にアピールできる実績をつくる。そのために習慣を磨く。
そして、3年生の2学期と4年生の1学期は
1.企業とアポ(説明会、面談、面接)をとり長期休暇のスケジュールを埋める
2.ESを書けるようにする→詳しくES講座で
最後に、3年生2学期後の冬休みと4年1学期後の夏休みは
1.たくさんの企業に訪問する
2.経験を積む
3.内定を貰う
以上就活のスケジュールと状況、鮮文生の就活についてでした。分からないところやもう少し深堀したいところがあったかもしれません。
その時はどんどん質問しましょう。よくある質問ページから質問できます!